Category: 機材選び

060 使ってみようOBS:手軽に始める動画制作&配信

今回は、動画制作とライブストリーミングで広く使われているOBS(Open Broadcaster Software)の魅力についてお話ししましょう。無料で手に入るこの素晴らしいツールは、初心者からプロまで幅広く愛用されています。 OBSって何? OBSは、あなたのパソコンを完璧な録画・配信スタジオに変えるソフトウェアです。ライブストリーミングや録画がこれ一つでできちゃうんです!YouTubeライブやTwitchでのゲーム配信、オンラインセミナーの開催など、あらゆるシーンで大活躍しますよ。 無料でこれだけできる! 「無料なのに、本当に使えるの?」と思うかもしれませんが、その心配は無用です。OBSは多機能で、画面キャプチャ、複数のオーディオトラックの管理、シーンの切り替えなど、プロレベルの機能を備えています。普及版のスイッチャーと同等と言っても過言ではないでしょう。しかも、使い方は意外とシンプル。初めての方でも安心して使い始められます。(機能としてはテロップ機能もありますが、完全な日本語対応とは言い難いようです。※正直なところMacユーザーの私は、現状では英語以外のテロップの使い方が分かりません。しかしWindows環境だと状況が違うのかもしれません。あるいは、いつのまにか完全に日本語対応するかもしれません。)おしなべて、こういったオープンソースの汎用ソフトの日本語対応はMacよりもWindowsのほうが早いです。 カスタマイズで自分だけの放送を OBSのもう一つの魅力は、そのカスタマイズ性。あなたのニーズに合わせて、色々な設定やプラグインを追加できます。自分だけのオリジナルな配信スタイルを作り上げることが可能です。 注意点 いかがでしたか?OBSは、動画制作やライブストリーミングに興味があるなら、ぜひ試してみる価値のあるツールです。無料でこの機能性、さあ、あなたも今日からOBSを使ってみましょう。 OBS Studio OBS Studio 公式ホームページ

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055 30年ユーザーが感じる最近のMacのデメリット

動画編集はハイスペックなパソコンが必要ということで、もしMacintoshの購入を考えているなら、一度頭を冷やしましょう。私は30年来のMacユーザーです。最初に買ったのはMacintosh Classicでした。これまで買い替えたMacは15台はあるはず。そんな私ですので、Macの魅力は十分理解していますが、ここではあえて、特に最近のMacユーザーが直面する大きな問題について、忖度なしに掘り下げます。購入の参考にしてください。 1. 高価格 確かにMacは高価です。最新モデルは多くのユーザーにとって手が届きにくい価格帯にあります。しかし、これはMacに魅了された人々にとっては購入の障壁にはならないでしょう。ポルシェが欲しい人に「高価格だ」と言うのと同じです。 2. 強い制約のあるカスタマイズ性 ここからが本題です。現在のMacの大きな問題点は、ハードウェアのカスタマイズの難しさです。内蔵コンポーネントのアップグレードはほぼ不可能で、購入時にフルスペックを選択するしかありません。また、Apple専用の修理サービスに依存し、第三者による修理は保証の対象外となります。率直に言います。なんて姑息なんでしょう。 3. ソフトウェアと周辺機器の互換性問題 特定の専門ソフトウェアは、Macで利用できないことが多いです。さらに、OSと機種が頻繁にアップグレードされるので、最新OSやメジャーなソフトは7年経過するとアップグレードやインストールの対象外となる可能性が高いので、中古マシンを購入するのはよほど安くなければ損です。また、多くの周辺機器には追加のType-C変換アダプタが必要です。これにより、本来シンプルであるはずの外観が複雑化し、外出時には常に変換アダプタを持ち歩く必要があります。Macは外観がスタイリッシュ?アダプタを常に持ち歩かなきゃいけないノートパソコンのどこがスタイリッシュなんだ?と思います。 まあ、こんな感じになりました(生成AI作成) 4. 閉鎖的なエコシステム Appleのエコシステムは統合されていますが、他のプラットフォームやデバイスとの連携には制限があります。App Storeが唯一の公式ソースであり、他からのアプリケーションインストールが制限されています。もっとも、このおかげで、ウイルス被害が少ないという事実もあります。これはデメリットかメリットか評価が分かれるところでしょう。 Macintoshは使いやすさ、デザイン、安定性で評価されていますが、コスト、カスタマイズ性、互換性、閉鎖的なエコシステムなどでは問題があります。これらのデメリットを理解し、自分のニーズに合った選択をすることが重要です。買ったら間違いなくイラッとすること多いと思います。でも、愛があれば大丈夫。Macを愛してやってください。

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036 初心者向け動画編集ソフト5選

動画編集ソフト5選- 初心者にも優しいツール 動画編集は、映像制作の重要な工程の一つです。初心者が動画編集を始める際、適切なエディティングソフトの選択は非常に重要です。初心者に優しいツールは、使いやすさ、直感的なインターフェース、役立つチュートリアル、および手頃な価格を兼ね備えていることが重要です。 1. Adobe Premiere Elements 特徴: Adobe Premiere Elementsは、プロフェッショナルなAdobe Premiere Proの簡易版で、初心者に適した機能とインターフェースを提供します。利点: 直感的な編集プロセス、多数のプリセットとテンプレート、有用なガイド付き編集機能が含まれています。プロはDaVinci Resolveか、Adobe Premiere Pro を使っている人が大半なので、プロを目指すなら最初の入口として。 2. Apple iMovie 特徴: Macユーザーには、iMovieが最適です。非常に使いやすく、基本的な編集機能を網羅しています。利点: シンプルなドラッグ&ドロップ式のインターフェース、スタイリッシュなテンプレート、無料で提供されています。 3. Filmora 特徴: Wondershare Filmoraは初心者向けの編集ソフトで、使いやすく直感的なインターフェースを備えています。利点: 簡単な操作性、リーズナブルな価格、多様なエフェクトとトランジションが魅力です。とりあえず動画を作るなら操作が簡単でオススメ。 4. DaVinci Resolve 特徴: DaVinci Resolveは高度な機能を備えた無料の編集ソフトです。初心者からプロまで幅広く使えます。利点: 強力なカラーグレーディング機能、複雑な編集も可能ですが、初心者向けのチュートリアルが充実しています。無料版はFHDまで。 5. Corel VideoStudio 特徴: Corel VideoStudioは初心者にも使いやすい機能を多く備えたソフトです。利点: 直感的なインターフェース、広範なエフェクトとテンプレート、役立つチュートリアルが魅力です。 ここにあげた5つのソフトが標準的な編集ソフトですが、今後、AIが実装されAI編集が一般化していく中でゲームチェンジャーとなるようなニューフェースが登場するかもしれません。

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026 カメラリグ

あまり馴染みのないものかもしれませんが、ミラーレスカメラを業務用のビデオカメラあるいはそれを超える機能を持たせるために多様な外付けの機材を固定するためにカメラリグというものがあります。これはカメラだけでなく、その操作性、機能性、および映像の安定性を高めるための様々な付属品から構成されています。ベースプレートあるいはケージと呼ばれる基礎となる骨格に様々な規格の取付具で機材を固定していきます。自分好みの機材を装着して唯一無二の自分専用カメラを作ることができるのも魅力です。(トップのイラストイメージはやりすぎです) 主な機能と特徴 カメラリグの構成要素 カメラリグは映像制作において不可欠なツールであり、撮影者にとって映像のクオリティを大幅に向上させる多くの利点をもたらします。撮影のシナリオに合わせて適切なリグを構築することで、撮影の効率と成果を最大化することができます。

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025 機材選びのポイント

動画撮影における機材選びは、制作の質に大きく影響します。カメラとレンズに関しては、精密な工学と先進技術、充実したサポート体制が期待できる日本製品を第一の選択肢とすることが望ましいです。一方で、三脚、照明、音響機器などの撮影アクセサリは、機能性、コスト、サポート体制のバランスを取りながら、国内外の製品から選定することをオススメします。 機材選定の際の総合的な注意点 日本製のカメラとレンズを選ぶことで高い品質を確保するとともに、その他の機材は広い選択肢の中から、機能性と法令の適合性を兼ね備えた製品を慎重に選定することが求められます。電波を使用する機材の場合は、特に日本の法令に則った製品選びが必須です。これにより、安全かつ効率的な撮影環境を整え、高品質な映像制作を実現できます。

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024 ビデオ三脚

企業等の広報室における動画撮影では、最適な撮影機材の選択が極めて重要です。手持ちで動画を撮影すると手ぶれ補正が効いていても、ふわふわした見づらいものになります。より多くの人に関心を持ってもらうのが広報の役割であることを考えれば、見づらい動画の撮影は避けたいものです。さらに、三脚の選択には細心の注意が必要で、一般的なカメラ三脚やコンパクトな三脚の使用にはいくつかのデメリットが存在します。 まず、標準的なカメラ三脚は静止画撮影には適していますが、動画撮影においてはその限界が露呈します。特に、パンやチルトといった動きのある撮影では、三脚の安定性や操作性が重要となり、これらの要素が不足していると、映像の質が大きく低下する可能性があります。また、コンパクトな三脚は携帯性に優れる反面、重いカメラ機材を支えるには不十分な耐久性や安定性を持っています。このような三脚を使用すると、撮影中に三脚が不安定になり、ブレや振動が発生するリスクが高まります。 これらのデメリットを解消するために、ビデオ三脚の使用を強く推奨します。ビデオ三脚は、動画撮影のニーズに特化して設計されており、油圧式の雲台を備えているため、滑らかで安定したパンやチルト操作が可能です。これにより、動きのあるシーンでもブレを最小限に抑え、高品質な映像を撮影することができます。さらに、ビデオ三脚は重量があり、より高い安定性を提供するため、風や外部の影響による揺れにも強いです。これらの特徴は、公共団体や企業の広報活動における動画撮影にとって、非常に重要な要素となります。 ビデオ三脚の操作性とその利点 ビデオ三脚の選び方 動画撮影におけるビデオ三脚の利用は、その優れた操作性と安定性により非常に有効です。特にパンやチルト操作の安定性は、プロフェッショナルな映像制作に不可欠です。公共団体や企業の広報室での動画撮影において、適切なビデオ三脚の選択は、より高品質な映像制作に寄与します。

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021 Logモードのメリットと注意点

Logモード(ログモード)は、カメラの動画録画モードの一つで、映像のダイナミックレンジを最大限に活用することを目的としています。Logモードでは、カメラが捉えることができる明るい部分と暗い部分の情報をできるだけ多く記録し、後の編集(カラーグレーディング)で幅広い調整が可能になります。これにより、より表現豊かな映像制作が可能になります。とくに快晴(いわゆるピーカン)の影が非常に強い場所で撮影すると、明部と暗部の差が大きすぎて見づらい映像になってしまいますが、Logで撮影することで編集で適切なトーンに調整が可能になります。撮影時にトーンを調整してしまうHDRモードもありますが、編集で調整することは難しくなるので注意が必要です。Logモードはよりハイレベルな動画制作を求める人向けの機能で、上級機限定の録画方式です。(メーカーによって呼称が異なります) Logモードの主な特徴と利点 注意点 カラーグレーディングが必要Logで撮影された映像は、そのままでは平坦で生彩度が低いため、ポストプロダクションでのカラーグレーディングが不可欠です。適切な露出設定が重要Logモードでは露出設定が非常に重要です。適切な露出設定を行わないと、映像の品質が低下することがあります。高いデータレートLog録画は通常、より多くのデータを記録するため、ファイルサイズが大きくなります。Logモードは、特にプロの映像制作や高品質な映画制作において広く利用されており、クリエイティブな映像表現のための強力なツールです。しかし、その使用には適切な技術知識とポストプロダクションの工程が必要です。 HDRモード 総じて、Logモードは編集作業での創造的な柔軟性に焦点を当てており、HDRモードは視聴者に最適化された、よりダイナミックで色豊かな映像体験を提供することに重点を置いています。Logモードは編集でのカラーグレーディング前提のモードで、ファイルサイズも大きく扱いが難しくなるのでより高いレベルを求める上級者向けともいえます。

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020 動画の圧縮モードの種類

アナログ時代には、フィルムやビデオテープに映像や音声がそのままの形で記録されていました。デジタル化により、これらの情報をデジタルデータとして保存するようになりましたが、非圧縮のデジタルデータは非常に大きなファイルサイズになりがちです。特に高解像度や高画質の映像では、データ量が膨大になるため、効率的な保存や配信が困難になります。この問題に対処するために、データをコンパクトにする圧縮技術が必要となりました。コーデックは、この圧縮(コーディング)と解凍(デコーディング)を行う技術の総称です。コーデックにより、大容量のデジタルデータを扱いやすいサイズに圧縮し、必要に応じて元の品質に近い形で展開することが可能になります。この技術はネット配信や保存を容易にするために広く使用されています。ここではいくつかの主要なコーデックについて説明します。 これらのコーデックは、使用する環境や目的によって選択されます。例えば、ウェブ配信向けにはH.264やVP9がよく使用され、高品質なプロダクションにはProResやHEVCが選ばれることが多いです。圧縮効率、品質、互換性、エンコードの速度など、さまざまな要因を考慮して適切なコーデックを選ぶことが重要です。

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019 マイク選び

動画制作において、マイクの選択は視覚的要素と同じくらい重要な役割を果たします。高品質な映像が視聴者の注意を引く一方で、音声の品質が全体の印象を決定づけるため、適切なマイクの使用は不可欠です。クリアでバランスの取れたオーディオは、物語やメッセージの伝達において、視聴者の感情に訴えかける力を持ちます。例えば、インタビューやドキュメンタリーでは、被写体の声や環境音を正確に捉えることが、信憑性と没入感を高める鍵となります。 動画制作に使用できるマイクの種類は多岐にわたり、撮影の状況や必要とされる音質に応じて選択することが重要です。主なマイクの種類を以下に紹介します これらのマイクの選択は、撮影環境、音源の種類、所望の音質などに基づいて行うことが重要です。また、オーディオインターフェースやレコーダーとの互換性も考慮する必要があります。マイクの接続方法は一般的なオーディオプラグ接続のマイクの他に電源供給されるXLR(キャノンとも言う)接続のマイクや、ワイヤレス接続のマイクがあります。 XLR接続のマイク ワイヤレスマイク XLR接続のマイクは信頼性が高く、プロフェッショナルな音質を提供しますが、機動性には欠ける場合があります。一方、ワイヤレスマイクは高い柔軟性と携帯性を提供しますが、信号の干渉や電池寿命の問題に注意が必要です。動画制作の際には、これらの特性を考慮して、シナリオや環境に最適なマイクを選択することが重要です。ワイヤレスマイクにはアナログ方式とデジタル方式があり、以下の特長があります。 デジタル方式ワイヤレスマイク アナログ方式ワイヤレスマイク デジタル方式のワイヤレスマイクは、その清澄な音質と混信への耐性から動画制作において推奨されますが、デジタル処理による微小な遅延が問題となることもあります。一方で、アナログ方式はリアルタイムの応答性に優れていますが、ノイズや混信のリスクが高まる可能性があります。動画制作において最適なマイクを選択する際には、これらの特性と撮影環境を総合的に考慮することが重要です。

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018 レコーダー選び

動画制作におけるオーディオレコーダーの選び方は、高品質な音声を確保するために重要です。以下のポイントを考慮して選択しましょう。 これらのポイントを基に、動画制作のニーズに最適なオーディオレコーダーを選ぶことができます。とはいえ、現状では32bitフロート録音のレコーダーに勝てるものはないと言っていいでしょう。「ZOOM F3」のようにコンパクト&コストパフォーマンスのいい32bitレコーダーがあり、XLR端子も備えているので高性能マイクの性能を余すところなく使えます。 32ビットフロート録音は、オーディオ録音のための高度な技術で、非常に広いダイナミックレンジを提供します。通常の16ビットや24ビットの録音に比べ、32ビットフロートはより多くの音量情報を記録できるため、非常に静かな音から非常に大きな音まで、より広範囲の音を正確に捉えることが可能です。 この技術の主な利点は、録音時の入力レベル設定における柔軟性です。32ビットフロート録音では、音量が非常に大きくなっても音割れせず、また非常に小さい音も細部まで捉えることができます。その結果、後の編集で録音レベルを調整する際に、より多くの選択肢と柔軟性が得られるというメリットがあります。簡単に言うと、32ビットフロート録音は、音量のレベルを気にすることなく、あらゆる音量の音を捉えることができるため、録音時のミスを最小限に抑え、ポストプロダクションでの編集の自由度を大きく高めることができる技術です。 動画専用のカメラの場合、XLR端子付きのミキサーがついてますが、残念ながら32bitフロート録音対応のレコーダーはまずついていません。現状ではレコーダーを外付けで取り付けて使うのがもっともコスパのいい使い方と言えますが・・・

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